
一度動画を制作してみないと、動画がどのような手順を踏んで、どのようなこだわりを込めて制作されているかってなかなか分かりませんよね。
この記事では、美容室『MODE K’S』さんの採用動画を題材として、どのように課題抽出・企画立案・制作運用されていったかを解説していきます。
企業様名:株式会社モードケイズ
動画タイトル:MODE K’S 美容師採用動画
ターゲット:美容学生
福利厚生などの安心したサポートを受けながらも、若いうちから活躍できる環境が整っている美容サロン『MODE K’S』。
しかしそういった環境がうまく採用候補者に伝わらず、競合の美容サロンとの差別化ができない、また応募が集まりにくい、という課題がありました。
提案
普段なかなか伝えきれていないMODE K’Sの会社・社員の魅力をよりわかりやすく伝えるために、検索連動型のYouTube広告を企画・制作。
加えて、その動画施策と相乗効果でより「MODE K’Sの認知・理解拡大」と「応募数の増加」を促すために、YouTubeでの広告配信に加えてGoogle/Yahoo!でのリスティング広告施策と、Google来訪者へのリターゲティング施策を行いました。
企画
上記の内容をふまえ、以下の4点を抑えたクリエイティブで動画を制作しました。
1. 就職活動の学生と近い存在(スタイリスト)をメインに起用
採用のターゲットが美容学生のため、入社後実際に働いているところをイメージしてもらいやすいよう、動画のクリエイティブには年次の若い社員を起用。
動画でメッセージを伝える際には、いかに「自分ゴト化」してもらえるかを意識して作ることが重要です。
2. お店やスタッフ間の雰囲気を随所に盛り込む
入社後の人間関係に不安を抱えている採用候補者は多いもの。
採用動画内に、お店やスタッフ同士の会話の様子などを入れ込むことで、実際に働く環境や、人間関係のイメージを湧きやすくする工夫がしてあります。
就職先を選ぶ際に社風や社員同士の気にする人は多いため、採用動画を制作する際は意識するようにするとよいでしょう。
3. 「挑戦できる」「新事業に参画できる」などチャンスをアピール
雰囲気や働く環境が気になるのと同時に、やはり「キャリアでどれだけ挑戦・成長できるか」を知りたい採用候補者は多いものです。
特に新卒で入社する場合は、そのキャリアがスタートでありその後の人生を決める大切な期間となるので、どんな挑戦ができるか、また同僚となる社員がどんな将来ビジョンを持って働いているかを伝えることは非常に有効です。
さらに余裕があれば、社風などのソフトな面と、実際の給与や保障などのハードな面をバランスよく盛り込むことができると良いでしょう。
4. 1~3分で大量の情報を伝えられる動画フォーマットを活用
インタビュー形式にして、採用候補者が気になることを順次質問していくスタイルを取ることで、短い間で必要とされる情報を大量に伝えることができます。
特に広告として使う動画の場合、受動的に動画を見る人に向けても正しく内容を伝えることができるよう、字幕をつけるのがおすすめです。
まとめ
今回は株式会社モードケイズさまの事例をもとに、課題抽出から企画〜制作〜運用のステップを、動画公開までにどのような流れで進めていくかをご紹介しました。
ただ、もちろん踏むべきステップは企業様のご要望や、ターゲット、目的などにより異なります。
ムビツタでは「作って終わり」の動画制作ではなく、しっかりと課題を解決し適切に届け伝えるところまでを見据え動画を制作しております。
ご不明点等ございましたら、どんなことでもお気軽にお問い合わせくださいませ。