
【知っておきたい】一般的な動画制作の流れとは?
5Gの普及やオンラインコミュニケーションが進んだことにより、あらゆる媒体や制作物の動画化が急速に進んでいます。
「自社でも動画を取り入れたい」「動画ができるまでの日数・工数を知りたい」という方に向けて、この記事では一般的な動画制作の流れをご紹介します。
こんな方に読んでほしい
・初めて動画を制作をすることになった
・動画制作を検討している
・動画制作の具体的なスケジュールを知りたい
一般的な動画制作の流れ
動画を制作するにあたって、制作内容・納期・予算などによって踏むべき手順やかかる日数は変わってきます。
パターン別での細かいフローは別記事でもご紹介しますが、この記事では制作会社に発注して制作する場合の「一般的な動画制作の流れ」をご紹介します。
簡単にお伝えすると、動画は一般的にこのような11ステップで制作されます。
ではそれぞれのステップについて、詳細を見ていきましょう。
1. お問い合わせ
動画を制作することになったら、動画制作の会社にお問い合わせをします。
「少し興味がある」「検討をしている」という段階でも、予算やスケジュールなどのイメージを湧きやすくするために、まずは制作会社に相談してみることがおすすめです。
ムビツタの場合、当サイト記載の電話またはお問い合わせフォームからご連絡いただいたのち、担当スタッフが対応させていただきます。
2. 打ち合わせ
お客様と動画制作会社で打ち合わせをします。
動画制作の目的や用途、予算、希望納期、制作スケジュールなどを話す機会となるので、事前に決まっている場合は用意しておくと良いですが、もちろん未定でもかまいません。
その場合は打ち合わせにて参考事例を共有しつつ、必要な撮影素材や両社の完成イメージ、大まかなスケジュールなどをすり合わせていきます。
3. 企画提案
打ち合わせでの情報をもとに、制作会社より企画の提案が行われます。
動画の構成や演出イメージ、具体的なスケジュール、お見積等についてもここで詳しくご確認いただくことができます。
お客様とともに企画内容を詰めていく場合もあります。
4. 発注
お客様が提案を受理されましたら、正式なご発注へ進みます。
弊社の場合、新規お取り引きに際しては発注書の対応に加え、契約書の締結をお願いしている場合があります。
契約内容に関してご不明点等があれば、お気軽に担当にお聞きください。
5. 制作キックオフ
弊社制作チームを交え、動画の企画や制作スケジュールの整理、すり合わせを改めて行います。
6. 演出構成案(演出コンテ)作成
担当ディレクターが動画・映像の構成や演出を設計します。
こちらはPDF等にてお客様にも事前に共有させていただきます。
7. 撮影準備(実写映像の場合)
①ロケハン
「ロケーションハンティング」の略で、実際に撮影をする前に、撮影場所を下見することを言います。
撮影場所の確保、カメラ機材やアングルの確認、また撮影許可の取得やスケジュールの確認などをします。
②キャスティング
動画出演するキャストを手配します。
キャストによって事業競合サービスの出演可否や、契約期間が異なりますので、詳細は制作会社に適宜ご確認ください。
③香盤表作成
撮影を円滑に行うための撮影スケジュール資料『香盤表(こうばんひょう)』を作成します。
④PPM(プリ・プロダクション・ミーティング)資料作成
動画・映像の企画〜演出コンテ、撮影場所、香盤表、キャストや衣装・小道具の詳細や、どのシーンでそれぞれ利用するか等を細かく記載した『PPM』を作成します。
制作を円滑に行うために重要な資料のため、お客様にも事前確認をお願いしています。
※PPMは作品のご予算・規模感によって作成を割愛する場合があります。
8. 撮影
動画の構成案をもとに、必要シーンの撮影を行います。
お客様も撮影に立ち会っていただくことが可能です。
9. 編集
動画の構成案を元に編集作業を行います。
編集中のお客様からの修正フィードバックについては、データによるWeb上でのやり取りを基本とさせていただきますが、TVCMなど制作規模が大きくなる場合は、「オフライン編集(仮編集)※1」、「オンライン編集(本編集)※2」を行ったり、ポスプロダクション(編集スタジオ)に入っての作業も行います。編集作業への立会いをご希望の場合はご相談ください。
編集の最終段階には、ナレーション※3やBGM、SE(効果音)などの音量バランスを調整するMA(Multi Audio)と呼ばれる作業を行い、編集は完了です。
※1:素材のつなぎで尺感や大まかな映像の流れを組む作業です。
※2:テロップ、色味、音声など細かい調整を行います。
※3:スタジオ収録と宅録(ナレーターが自分で収録してデータを受け渡す)の2パターンがあり、案件によって異なります。
10. 納品
編集データを確認いただき、問題がなければ納品となります。
Web掲載素材の場合は基本的にデータ納品、TVCMの場合はテープ納品となります。
データの納品形式については、ご希望に則しますのでご相談ください。
11. 公開
ここまでくれば、動画を公開することができます。
ただここで終了ではなく、公開するにあたって正しい配信先を選定したり、配信後の効果検証を綿密に行ったりすることが、その動画の役割を最大化するため・次の取り組みに生かすために非常に大切なステップとなってきます。
無料でご相談承りますので、ムビツタにご依頼の際はお気軽に担当スタッフまでお伝えくださいませ。
まとめ
大まかな流れとしては以上です。
ただ、何用に使う動画(TVCM・Web広告・採用動画など)なのか、また納期や予算はどのくらいなのかによって、動画制作で踏むステップは多少変わっていくのが一般的です。
『ムビツタ』ではお客様のご与件に合わせて企画〜制作〜配信まで、または企画のみ、制作のみ、配信のみなどあらゆる最善の形をご提案させていただきますので、まずはお気軽にご相談くださいませ。